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唱歌「コヒノボリ」「チューリップ」と著作権
 
『唱歌「コヒノボリ」「チューリップ」と著作権』
国文学者 藤村 作と長女近藤宮子とその時代
著者:大家重夫
発行:全音楽譜出版社
定価:3,000円(+税)
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 裁判まで発展した唱歌『コヒノボリ』『チューリップ』などの作詞者は誰であったのか。その作詞者とされた近藤宮子の父は、著名な国文学者の藤村作であった。作詞の過程や時代の背景はどうであったのか。克明な検証と記述により、いまその謎がときあかされる。
 音楽、文学、著作権法にかかわるすべての人に待望の書!
 
<目次より>
 藤村作は柳川の人/新婚家庭/幼稚園児用の唱歌ができあがる/暗転/藤村作の幅広い活動と業績−中学の英語教育廃止論/著作者名詐称の問題−藤村作『日本文学原論』/藤村 中国の北京へ/敗戦/藤村作と近藤忠義の永眠「赤旗」に宮子の記事が載る/小出浩平「コヒノボリ」「チューリップ」の延命を図る/宮子 訴訟を提起する/宮子 一審で勝訴−東京地裁平成元年8月16日判決/宮子 控訴審でも勝訴−東京高裁平成5年3月16日判決/結び/[全判決文掲載]
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